燈灯

L/M Yu-ki A/ナミダメイド

この胸の中 奥深くへしまい込んだはずの 君への想いは
時を重ね 其処から離れてゆくほどになぜ 鮮やかに色づくのだろう

閉じ込めた記憶の 断片が
ふとした瞬間に どうしようもなく 込み上げる

それはほんの一瞬の 儚い燈灯のように
手を伸ばしても 触れる事すらかなわず あぁ
君の側にいたかった それが僕の全てだった
二度ともう叶わぬ 願い

君を失って こんなに苦しむ事になるんなら
初めからいっそ出会わなきゃよかった
もしも僕の記憶から君を 消し去る事ができたなら

胸を締め付けるような寂しさも
体が震えるような喜びも知らないまま

君のいない世界で 今日までを生きたとして
僕は果たして 僕でいられたのかな
こんなに誰かの事を 大切に想えるような
心をくれたのも 君さ

それはほんの一瞬の 儚い燈灯のように
だけど強く 僕を照らし続ける あぁ
君と出会えて良かった その想いに背を向けて
僕は踏み出すよ 強く
忘れはしないよ ずっと

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